ゴルフプラスのフィッティングをご紹介。パター編
今回はパター編になります!
方向性、距離感、目標、ストローク、長さ。
あなたに合ったパターを探していきます!
「パット イズ マネー」
という言葉がありますが
ゴルフのスコアの約40%がパターによるものと言われています!
スコアに直結するパターこそフィッテイングの重要性を感じていただきたいです!
1、インタビュー
ドライバー編、アイアン編同様こちらでもまずはインタビューから始まります。
・今お使いのクラブのスペック
長さ、ヘッドの形など
・方向性はどうか?
左に行っちゃう(引っ掛ける)、右に行っちゃう(押し出し)
・距離感はどうか?
ショートしてしまう(目標に届かない)、オーバーしてしまう(目標を越える)
・どんなモデルを使用したいか?
構えやすさ、易しさ、その人自身のイメージ。
☆ポイント
私の中ではフィッティングは対話だと思っております!(全てそうですが)
実際、フィッティング時とコースだとミスやストロークはやはり若干変わってしまうものだと思います!
そこを深堀していって最適なクラブを決めていきます!
長さの決定
パターの長さを決定していきます!
1、構えやすさ
2、振りやすさ
3、打ちやすさ
これを元にフィーリングで決定していきます!
また基本的な構えというのもあります。
基本的には左目の下にボールが来ると良い形ではあります。
が、ここではフィーリングと掛け合わせて
その人が一番振りやすい構えを探していきます!
2、クラブ計測
当店では基本的にPINGフィッティングを基に行ってまいります!
現在のパターに
「iPING」という計測アプリを装着して
5球実際に打っていただきます!
そうするとストロークのタイプ、癖が丸わかり!
結果がでました!
早速計測結果を見ていきましょう!
1、フェースの開閉角度
「10度」
これは振りかぶってからボールを打つまでの間にパターのフェース面を10度閉じる動きをしているという事です。
☆これが「0度」に近い人は真っすぐ引いて真っすぐ出す「ストレートタイプ」
私のこの結果「10度」は「アークタイプ」
その中間が「セミアーク」となります!
2、インパクトのフェース角度
「+0.1度」
ボールが当たった時のフェース角度の事で、画像2では+0.1。ほぼ構えた時と同じ方向に打てています。
因みに
+は構えに対してインパクトで右を向いて当たっている(押し出し)
-は構えに対してインパクトで左を向いて当たっている(引っ掛け)
☆重要ポイント
ここでいかに目標に対してそこに打ち出せているか
ストロークももちろんありますがそのパターが合っているかどうかがわかります。
3、テンポ
振りかぶった時間÷打つまでの時間を計算した数値です!
簡単に言うと
テークバックから早く打つタイプかゆっくり打つかで変わります!
☆重要ポイント
ここで分かるのは打ちやすいパターヘッドの「重量」です!
ヘッド重量は主に「距離感」に大きく左右されます!
ショートしてしまうのかオーバーしてしまうのか。。。見極めていきましょう!
4、ライ角
「71.9度」
これは勧められている数値です!
打った結果、フラット(パターのつま先側が下がっている)に当たっているので、ライ角を72度くらいにすると芯に当たりやすいという事です。
これも距離感に影響します。
上記の通り芯に当てやすくなるためです!
5、シャフトの傾き
「-1.5度」
ボールに当たるときに横から見て手がシャフトより前方(ハンドファースト)に当たっているか、後方(ハンドレイト)に当たっているかがわかります!
結果は-で前方(ハンドファースト)です!
+は後方(ハンドレイト)
☆重要ポイント
距離感に影響されます!
大体パターの平均ロフトは3度くらいです、
そこから-1.5度で当たっているので実質ロフトは1.5度で当たっています。
立ちすぎて当たると芝生の抵抗が大きくなり転がり悪くなりますし、逆に寝すぎる(ロフトが4度や5度で当たる)とボールが弾みます!
ロフトを安定させることで安定したボールの転がりが得られますよ!
3、モデルの決定
ここでいよいよヘッドのモデルを決定していきます。
上記の結果を踏まえておススメのパターをこちらから勧めさせていただきます!
わかりやすくこの記事では様々なクラブを打ってみます!
まず右のクラブから
ベントシャフトといってパターにシャフトがどのように差さっているか。
これはフェースが真上を向いているのでフェースバランスと言い「ストレートタイプ」のパターです。
先ほど言った真っすぐ出す人に合いやすいと言われます。
真ん中
クランクネックといいヘッドから配管工のような形のネックが出ておりそこにシャフトがくっついています。
右のパターよりも若干傾いているのが分かるでしょうか?
これが「セミアーク」の人に合いやすいと言われます。
左
ヒールシャフトと言ってヘッドのかかと側にシャフトが差さっています。
これはとても傾いているのが分かるでしょうか?
これが「アーク」の人に合いやすいと言われています。
先ほどの結果から踏まえて
「アークタイプ」でテンポは中間(少し早め)
パターとしてはPINGのクッシン4(アークタイプ)が合っていますね。
実際に打ってみてもアークタイプのパターでは3球中3球カップインしました。
上の画像は少し異なるタイプのパターを打った結果ですが
少しばらついてカップインの確率が低いです。
ではタイプが分かったけど、種類が多くて選べないという事があると思います。
そんな時は一番構えやすいものを選びましょう。
目標に対してしっかり向けているか。
そこがとても重要になっていきます。
パターを上から見ると線が描かれていたり描かれていなかったり。
パターが四角形であったり丸型であったり線が長かったり3本あったり。。。
一番狙いやすいモデルを一緒に見つけていきましょう。
ライ角の決定
ライ角を決定していきます!
先ほどの結果では72度となっていました。
ライ角を合わせてあげると
芯に当てやすくするためでもあり、方向性も良くなります!
左 アップライトな構え 右 フラットな構え
ロフト角の決定
パターのロフト角を決定していきます。
結果では
「-1.5度」でした。
少し芝の影響を受けやすく転がりづらい可能性が出てきます。
適度なロフトでしっかり転がる様にここでは「4度」に設定していきます。
左 ロフトが「-」に入ってきている 右 ロフトが「+」に入ってきている
グリップ決定
最後にグリップの決定をしていきます。
ここではフィーリングを重視して、様々なサイズのグリップを握り比べて決定していきます。
まとめ
最終的に
PING 2021パター クッシン4
ライ角 72度
ロフト 4度
グリップ PP58ミッド
となりました!
一概にストロークタイプがこうだからこれじゃなきゃダメ!
という訳ではありません。
しっかり会話の中でこうしたいという希望を叶えつつこちらからより良いものをお勧めしていきます!
是非、フィッティングを受けてみてください!
「パット イズ マネー」
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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